負債相続とは

【負債相続とは】
一般的に「相続」といえば、不動産や預貯金などを相続するイメージがあります。
しかし、相続するのは不動産や現金などの「プラス財産」だけではありません。

民法第896条(相続の一般的効力)
相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。

一切の権利と義務を相続します。
義務の例えで分かりやすいのは「借金を返済する義務」です。
被相続人に債務があれば、相続人はこれを返済する義務を承継します。
また、被相続人が他人の連帯保証人になっていればこの地位も承継します。

しかし、実務においては、被相続人が自分の借金や他人の連帯保証人になっていることを家族に内緒にしているケースも珍しくありません。

チェック項目
1. 親が会社を経営している。
2. 親の交友関係を把握していない。
3. 親の資産や負債について把握していない。
4. 実家が持家である。
5. 音信不通の親族がいる。
6. 親族に会社を経営している人がいる。
7. 相続について親や親族と話をしたことがない。

もし、1つでも当てはまれば「負債相続予備軍」であるといえます。

もし自分が負債相続予備軍に該当する可能性があるなら、なるべく早い時期に「負債相続の専門家」相談した方が良いでしょう。

早い対策が「借金をゼロにして不動産を残す」への近道です。

 

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